こんな声にお答えします。
パワーブリーズといえば、呼吸筋を鍛えて肺活量を増やすことができる人気の商品。
でもちょっと待ってください!
2013年に発売していて歴史がありますが、最近では新しいモデルなどはなく、実はたくさんのデメリットが存在するんです。
この記事では「パワーブリーズを検討している人には必ず知ってほしい!」という8つのデメリットを使用者目線でリアルに打ち明けています。
パワーブリーズは2年保証がありますが、返金対応はしていません。
メリットや良いところはもちろんありますが、今回は警告の意味も込めてデメリットに注目してまとめました。
持っているパワーブリーズの写真をお見せしながら順番に解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
それではいきましょう。
パワーブリーズの8つのデメリット
パワーブリーズを実際に使ってみてわかったデメリットは以上の8つ。
- 壊れやすい
- 偽物が多い
- 価格が高い
- 分解しにくい
- 洗い方が面倒くさい
- 喉が痛い人が続出してる
- 手で持たないと使えない
- 吸う筋肉しか鍛えられない
写真をお見せしながら順番に解説していきます。
パワーブリーズのデメリット①
壊れやすい
パワーブリーズは実はとっても壊れやすいんです。
パワーブリーズ公式サイトでは、壊れないように使用上の注意が明記されています。
- 負荷調節ノブを目盛以上に回すと、負荷調節ネジを損傷することがあるのでご注意ください。
- 本体は分解しすぎないでください。故障の原因となります。
しかしSNSでは、正しく使っていたけど壊れた……そう予想される声がたくさんありました。実際の口コミは記事の後半にのせています。
個人的な推測としては、ボディを含むほぼすべてがプラスチックで作られているからかと。
2年保証があるとはいえ、問い合わせフォームに連絡する→返事がくる→製品が届くまで待つ…などといった流れは正直いって面倒ですよね。
パワーブリーズのデメリット②
偽物が多い
パワーブリーズは偽物がたくさん出回っています。
公式サイトでの価格は9,900円。
Amazonなら8,910円。
かと思えば、こういった激安すぎる価格のパワーブリーズをいくつも見かけるのが現状。。
公式サイトもこのように注意喚起しているほど。
パワーブリーズ製品の類似品が出回っております。類似品は製造工程や材質などが全く違い、強度や安全面が保証されておらず、健康を害する恐れがあるので注意してください。パワーブリーズ正規品は2年保証がついており、健康、医療、スポーツにおける有効性を示した研究論文で使用されています。
— パワーブリーズジャパン (@powerbreathejpn) March 23, 2021
パクリ品とも言える類似品もあるので注意して購入する必要があります。
パワーブリーズのデメリット③
価格が高い
パワーブリーズは9,900円とそこそこな価格設定。
はじめて知ったときには「たっか!!」と声を漏らした記憶があります。
パワーブリーズは2013年に製造が開始された商品ですが、今や日本にはたくさんの肺活量を鍛えれるトレーニンググッズが存在します。
>>【2022年完全版】肺活量を鍛えるグッズ6選を5つの項目で比較!トレーニングに最適
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また単に肺活量を強化したいなら、100均でアイテムをそろえて風船、ストロー、ペットボトルなどを使って鍛えることもできます。
>>【1日5分から】肺活量を増やす方法7選!肺活量5200mlのぼくが教えます
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そんな中、1万円近い価格を払えるかと考えると、本気で呼吸筋を鍛えたい人でなければ価格が高いと考えて妥当かと思います。
パワーブリーズのデメリット④
分解しにくい
パワーブリーズはかなり分解しにくいです。
使用後には清潔を保つために洗う必要がありますが、唾液などをしっかり洗い流すためには分解が必須。
5つに分解できますが……細かすぎませんか?普通に面倒すぎますw
ぶっちゃけこのときに「バキッ!」と壊れてしまいそう、、
プラスチックで作られているため、慎重にあつかう必要があります。ぼくはパワーブリーズを使ったあと、毎回ビビりながら分解していました。
ただ使うだけではなく、使用後のお手入れやメンテナンスって意外に大事だと思うんです。
ウェアでいえば、洗うのは〇〇系の洗剤じゃないとダメ!とか、手洗いじゃないとダメ!とか……そういうのって地味に面倒だなぁとぼくは感じてしまいます。
ではこの次に、分解したあとの洗い方に関するデメリットをお伝えします。
パワーブリーズのデメリット⑤
洗い方が面倒くさい
パワーブリーズは洗い方が面倒くさいです。
公式サイトの洗い方を引用します。
週に2-3回、パワーブリーズをぬるま湯に10分ほど浸けた後、流水で洗い流してください。余分な水気を取り除き、清潔な場所で乾燥させます。
また、1~2週間に1回程度、パワーブリーズ専用の洗浄タブレットまたは市販の哺乳びん用洗浄剤などで、つけ置き洗いをしてください。最後は水道水をかけて、余分な水気をしっかり取り除き自然乾燥させてください。
めちゃくちゃ面倒くさくないですか?w
ぼくは途中から嫌になって「べつにええやろ……」と、水ですすいでいただけになりました。完全無視してしまってごめんなさい。。
10分つけておいてあとで流すのも2度手間ですし、週1回くらいは専用の洗浄タブレットを使用する必要があるのも手間がかかります。
なお、パワーブリーズの洗浄タブレットは24個ピース入りで1,650円。
1ピース約69円の計算に。冷静に考えて高い!食器洗剤なら2ヶ月くらい使える小サイズでも150円くらいで売っています。
洗い方は面倒くさいし、「なんで専用の洗浄タブレットじゃないとあかんの?」と不満をかかえながらメンテナンスしていました。
パワーブリーズのデメリット⑥
喉が痛い人が続出してる
パワーブリーズを使って喉を痛める人が続出しているそうです。
ネット通販サイト等の発券した口コミはこちら。以下引用です。
- やればやるほどいいだろうと思って何回もやってたら翌日ノドが痛くなりました。
- 首?喉?胸?の辺りが少し痛くて、「あ、体痛めた?呼吸筋が筋肉痛になった…?」と思いました。
- 乾燥した部屋で使用すると喉が痛くなったので浴室で使うようにしてからは、痛くなることは無かったです。
パワーブリーズを実際に使っていて思ったんですが、吸うときに結構パワーが必要なんです。
パワーブリーズはメモリを調整して空気の通り道をせまめ、あとは思い切って吸うことで鍛えられる器具。
ゆっくり長く吸ったり、強い力をキープして吸い続けるのではなくて、吸いはじめの一瞬に全力で吸わないと空気が入ってこない仕組みなんです。
100mダッシュでいえば、よーいどん!のあとの、はじめの3歩ですべて出し切るくらいの踏ん張りが必要。
だからこそ喉が痛いという人が一定数いるのかなぁという気もします。
ちなみに、ぼくがいま使っているエアロフィットは静かで、強度が高くてもパワフルさは必要ありません。
単にトレーニングのやりすぎかもしれませんが、パワーブリーズは肺だけでなく喉にも負荷がかかってしまう作りかと感じます。
パワーブリーズのデメリット⑦
手で持たないと使えない
パワーブリーズは手で持たないと使うことができません。
形をみたら想像がつくかもしれませんが、口をくわえてから片手でもって、それから使うことができます。
手を使わなくても使えるかと思って試しましたが、、重くてぶらぶらして無理でした。。
パワーブリーズって意外と重いんです。
重量は74g。どれくらいかというと、家にあったスプーン2個分の重さでした。
手で持たないと使えないってことは「ながら」で鍛えることができないというデメリットにつながります。
忙しい現代人。テレビを見ながらやスマホを触りながらでもトレーニングできるといいんですが、そうもいきませんよね。
またかよ。。と思われそうですがエアロフィットは口でくわえるだけ。
もっと小型で見た目はパワーブリーズの1/3くらい。重さは約半分の39gで、手で持つ必要のない器具。
専用のケースもあってスマートで持ち運びにも向いています。
パワーブリーズのデメリット⑧
吸う筋肉しか鍛えられない
パワーブリーズは吸う筋肉しか鍛えることができません。
メモリを調整してトレーニング強度を設定。空気の出入りを自由にえらべて、このメモリを回した分だけハードになる仕組み。
吸う力を鍛えられている感覚はかなりありますし、呼吸筋が強くなることは間違いありません。
肺活量とは「吸って吐く力」のことをいわれるからです。
呼吸に深い関わりのある横隔膜は、息を吸うときと吐くときに一所懸命上下することで、ぼくたちは強い心肺機能を維持できています。
パワーブリーズのデメリットは?悪い口コミは?
パワーブリーズを使っている人のデメリットを感じる口コミをみてみます。
パワーブリーズ壊れた、、、泣
— 樋口遼 BIGFOOT32🍎🇯🇵 (@Ryo_Bigfoot32) May 15, 2022
パワーブリーズが壊れた😢
— 🍙高見 悟🍙 (@99takami) July 21, 2019
パワーブリーズぶっ壊れたの放置してたら保証期間切れてたけどしょうじき買い直す気にならん
— にけた (@samoniche) June 3, 2022
パワーブリーズ二つ目も壊れたよ
— 紀生 (@LoserNakamura) February 21, 2020
パワーブリーズ、僕は微妙だった気がします。
— 松浦航大 (@kodaibot) August 31, 2016
そして耳を痛めました>_<
走る→筋トレ→パワーブリーズ疲れた….
— こと* (@Bz_pleasure178) September 9, 2019
実はパワーブリーズが一番きつい
パワーブリーズ買った!!
— じゅげた@「幻想小旅行」歌った (@__Jugeta__) June 29, 2021
のはいいけど、思ったよりきつい!
普段動いてるのに私この程度の力なのかとがっかりした…
家いるあいだくわえっぱなしで過ごそうかな?
パワーブリーズが壊れたという口コミが思っていた以上に多く正直驚きました。
安い買い物ではないので長期間つかっていきたいところなので、不安になってしまいます。。2年間は製品保証がついているとはいえ慎重に扱う必要がありそうです。
ほかにはキツイという声や耳を痛めてしまったという口コミも目立ちました。
パワーブリーズよりも上位の器具
パワーブリーズのデメリットを知った上で「関係ない」「それでも大丈夫」ということなら買って後悔することはないと思います。
でも、肺活量を鍛えることができる専用器具はほかにもたくさんあります。
今回パワーブリーズのデメリットをお伝えしましたが、より上位の器具としてはエアロフィットがあります。
価格はパワーブリーズよりも2000円ほど高くなりますが、比べてみるとデメリットが少ないんです。
エアロフィットの場合どうなる?
- 分解しにくい
→3つに分解するだけ。プラスチックじゃないから安心。 - 洗い方が面倒くさい
→つけ置き洗いも、専用の洗浄タブレットも不要。すすぎ洗いと、たまに食器用洗剤でOK。 - 手で持たないと使えない
→重さは約半分の39g。手で持たなくていいからながら使用できて時間的にも効率◎ - 吸う筋肉しか鍛えられない
→2つのダイヤルがあり。吸う筋肉と吐く筋肉の両方を鍛えることができる。
もう1つだけつけ加えると、専用アプリと連携できて6種類のトレーニングメニューが実施できます。
くわしい比較については【徹底比較】エアロフィットVSパワーブリーズ!7項目で検証!違いは?結論は?をぜひご覧ください。
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8つのデメリットに悩むことなく、より快適なトレーニング生活をおくることができます。
肺活量と呼吸筋をより向上させて、目標とするスポーツの成果をあげることができるでしょう。
パワーブリーズの8つのデメリットまとめ
いかがでしたか?
パワーブリーズはぜんぶで8つのデメリットが存在しました。
実際にパワーブリーズを使っていたぼく個人の意見ですが、参考になれたら幸いです。
ではさいごに振り返りましょう。
パワーブリーズのデメリット8つ
- 壊れやすい
- 偽物が多い
- 価格が高い
- 分解しにくい
- 洗い方が面倒くさい
- 喉が痛い人が続出してる
- 手で持たないと使えない
- 吸う筋肉しか鍛えられない
いいかも?と思うものがあっても、視野を広くもってゆっくり考えてみるのは大切なことだと思います。
そして上位器具としてエアロフィットをご紹介しました。
エアロフィットはぼくがいま使い続けている器具。
でももちろん、エアロフィットにもデメリットはあります。完璧で欠点がない商品なんてやっぱりありません。
くわしいレビュー記事は下に貼っておくのでよかったらご覧くださいね。
いずれにしても、良いところ悪いところの両方を知った上で、ほかの似たものと比較した上で購入するのが後悔しないための大切なことかと思います。
さいごまで読んでいただきありがとうございました。