- 職場の仲良しごっこが苦手
- 大学のサークルのような職場が嫌い
- どう付き合っていけば良いのかわからない
これらの悩みにお答えします。
あなたの職場は仲がいいですか?
でも結論をいうと、友達同士のような、馴れ合いを感じてしまうような関係は、はっきりいって避けるべきです。
なぜなら会社という組織にも、時間が限られている個人においても、悪影響を及ぼすだけだからです。
そんな方へ、避けるべき5つの理由を僕の実体験をふまえてわかりやすく解説していきます。
また、今後どうしていけばいいのかという、3つの対処法についても後半にまとめています。
すべて僕が実際にやったものなので、職場の仲良しごっこを避けられるきっかけになれば幸いです。
この記事を読むメリット
・論理的に、仲良しごっこが悪いという理由がわかって自分の行動に自信が持てる
・職場という限られた環境でも広い視野をもって仕事ができるようになる
・自分の時間を確保できるようになって、キャリアアップや成長にもつながる
仲良しサークルのような職場が素晴らしいという勘違い
そもそも単純に「仲のいい職場は、素晴らしいに決まっている」と思っている人が多いかもしれません。
でもこれは大きな勘違いです。
- 自分を形成した学校生活
- 楽しかったサークル活動
- 仲のいい友達との付き合い
これらの経験や価値観は、いったん「会社という組織」とは別物だと区切ってとらえる必要があります。
なぜなら「社長や上司といった意思決定をする上の人」がいて
「それを実行するという下の人」がいるのが会社という組織だからです。
それなのに、学生気分のような仲良しごっこでは
厳しく利益を追求していく必要がある職場において「緩み」が生じるのは容易に想像がつきますよね?
でもそれは働きやすいだけなんです。
つまり、いずれ成長が止まってしまうことにつながります。
もちろん、意図的に人間関係を悪くしていいことはありません。
ただ会社という組織において「仲良しごっこではなく適度な上下関係」というものは必要になってきます。
職場の仲良しごっこを避けるべき5つの理由!
以下の内容で解説していきます。
- 組織内に不要な甘えができるから
- 指揮系統がめちゃくちゃになるから
- 派閥や不公平な評価ができるから
- 仕事の質が下がるから
- 個人が成長する時間がなくなるから
すべて実体験に基づいたものです。どの職場にも、同じような環境があるかもしれません。
組織内に不要な甘えができるから
会社という組織内において、不要な甘えができてしまいます。
組織内に不要な甘えができる例
たとえば、仲の良い上司Aと、部下Bがいたとします。二人は遅くまで飲んで遊んで帰りました。
その次の日、部下Bが大きなミスをして、お客さんからもクレームをもらっていることがわかりました。
そのときに、昨日までは仲が良かったことを忘れて、上司Aは部下Bに厳しく注意できるでしょうか?
ぶっちゃけ、厳しく注意できませんよね?
どうしても、つい甘くなってしまうのが人間です。
その場では厳しくいったとしても、また部下Bと飲んだときに「まぁ、しゃーないよな、全然ええで」とかいっちゃいそうですww
ピリピリした職場がいいとか、そういうことをいっているわけではありません。
上司と部下は、適度な上下関係や、良い距離感がある方が、不要な甘えがなく職務に集中することができます。
指揮系統がめちゃくちゃになるから
上司が指示を出して、部下が動くという指揮系統がめちゃくちゃになってしまいます。
「組織内に不要な甘えができるから」という話とも関わっています。
上司のことをなめているつもりではなくても
普段の仲良しごっこの甘えによるものから、部下は上司の言うことを聞かなくなるかもしれません。
その責任は、仲良くしている、指示を出した上司にあると思っています。
(そしてやはり、その後は厳しく注意していませんでした)
また、入社したばかりの何も知らない新人がそれを見たら
このように、勘違いして真似をしてしまいます。
仲良しごっこの職場では上の人が意思決定して、下の人が実行するというピラミッド組織の原則。
それを壊してしまう可能性が大いにあり、やがて指揮系統や仕事内容に支障が出てしまいます。
派閥や不公平な評価ができるから
会社内に仲の良い悪いが存在すると、キャリアアップにおいても重要な「評価」にも悪影響を及ぼしてしまいます。
上司が部下に対して、仕事の結果とは関係なく、自分との仲の良さで評価をするようになってしまいます。
不公平ですが、みな人間なので避けたくても避けようのない事実です。
上司から評価されてたくてゴマをする人…いますよね。
つまり派閥ができます。
- 派閥とは
- 組織内において利害で結びついた人々によって形成する集団のこと。
仲良しごっこな職場では、どうしても居心地の良い人とそうでない人が別れてしまいます。
そして派閥が生まれやすい傾向にあります。
大学のサークルのような仲良しごっこな職場では
頑張って結果を出した人が公平に仕事を評価されることは少なく
正当に仕事内容をみてもらえるチャンスが減っていってしまいます。
仕事の質が下がるから
単純に、馴れ合いのような仲良しごっこの職場だと、仕事の質が下がってしまいます。
堂々と自分の意見を言うことができなくなったり、一歩抜きん出た存在になりずらいことにつながるからです。
仲の良い人たちは「居心地の良さ」を無意識のうちに優先してしまうのが原因。
- 相手が傷ついてしまうかもしれない
- この輪が崩れるかもしれないから嫌だ
- 自分だけ成果をあげて仲間外れにされたらどうしよう
人の良い日本人は、仲良しごっこのようなグループというものに安心を求めてしまい
遠慮や謙遜がですぎてしまいます。
仕事の質が下がることは、いうまでもなく職場に悪影響を与えてしまいます。
個人が成長する時間がなくなるから
あなたという優秀な人材が、成長する時間がなくなってしまいます。
たとえば、仲良しごっこのような職場では、飲みにでかけることもたくさんあるかもしれません。
飲み会楽しいですよね〜!僕も仲間とのお酒は大好きです。
でも、飲み会が連続するような状況であれば当然、一人の時間であるプライベートが少なくなってしまいます。
そして、自分の趣味や、自己投資にかける時間が減ってしまいます。
飲み会も、自分が行きたいときだけ参加して、逆に全然断ることもできて、自由自在にコントロールできるようなら話は別です。
みんなでの飲み会は暗黙の絶対参加なんです。
新人のまだ若いころ、社会人なら一度は経験する「行きたくない飲み会」の大きな壁にぶつかりました。
そして仲良しごっこに参加してしまうと、一人だけグループから抜きん出るということが難しくなります。
つまり会社という組織だけではなく、視野が広がっていくはずの、個人の成長を妨げることにもなりかねます。
職場の仲良しごっこから逃れる3つの対処法
ではここから、今後どうしていけばいいのかという、3つの対処法について解説します。
- 仕事は仕事だと割り切る
- 仕事以外の付き合いを徐々に減らす
- プライベートの話をしないようにする
自分のために時間を使った方がはるかに有意義です。
職場での人間関係は、尊敬して信頼できる人たちを除いて必要最小限の関係で十分です。
仕事は仕事だと割り切る
職場では、自分が今やっているのは仕事だとはっきり割り切るべきです。
気持ちをおさえて「いまは仕事ですから」のスタンスで職務にまっとうできることが理想的です。
こんな感じで、角が立ってしまって相手を怒らせることのないように話しかけられても紳士に距離をおいていきましょう。
仕事以外の付き合いを徐々に減らす
やはり勇気をもって、少しづつ不参加の回数を増やしていくことが効果的です。
ポイントは徐々に距離をおいていくことです。
いきなり全く付き合わないようになると、さすがに露骨すぎて良いようには思われません。
嫌がらせや、ひどい仕打ちを受けてしまうこともあるかもしれません。
飲み会、遊び、などなど、思い切って断ってみれば意外と距離も離していくことができます。
プライベートの話をしないようにする
自分のプライベートの話をしないことです。
だからその逆を心がけることで、職場の人とも一定の距離をおくことができやすくなります。
自分のことを話しすぎると
このように、仲良しごっこが始まってしまうかもしれません。
「すみません、あまり話したくなくて…」という感じでいれば、しつこく聞いてくる人もいません。
転職するなら早いうちから考えておくべき
もしそうでなかったら、人生の大半をしめる仕事についてこの機会に考えてみるべきです。
プライベートの充実度も、毎日の自分の生きがいもまったく違うものになります。
だからこの記事をよんでくださっている20代のみなさんには、本当に後悔してほしくない。
嫌な仕事をずっと我慢しながらやり続けるなんて、そんなの変に決まっています。。
あなたの貴重な人生がもったいない。
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社会人経験がまだ浅いから…と不安になることはありません。
その不安はみんな同じで、企業はそれをわかっているうえであなたを求めています。
今の仕事をずっと続けていくつもりでなければ、早いうちから行動をおこして後悔のない人生にしましょう。
職場の仲良しごっこの一歩手前で我慢すべき
会社というのは、適度な緊張感があって、みんなが目標に向かって力を注げる組織であるべきです。
社内交流をするなら、組織の秩序を壊さないように気をつけましょう。
たとえ遊びに行っても、縦の関係は壊さないようにしていくことで、一線を越えずに適度な関係を保てます。
「仕事の人だから」と、自分の中で、仲良しごっこの一歩手前で我慢できるのが理想的です。
それでは、最後にまとめです。
・組織内に不要な甘えができるから
・指揮系統がめちゃくちゃになるから
・不公平な評価や派閥ができるから
・仕事の質が下がるから
・個人が成長する時間がなくなるから
・仕事は仕事だと割り切る
・仕事以外の付き合いを徐々に減らす
・プライベートの話をしないようにする
わりとたくさんの人が、同じように思っているものです。
思っている人がいてもそれが浸透していないのは、まぎれもなく
職場の仲良しごっこから抜け出せない人や、どう行動したらいいかわからない人が多いからではないでしょうか?
20代の方なら特に、これから貴重なキャリアを歩んでいく上で時間を無駄にしてはいけません。
この記事が、読んでくださった方の、今後の職場関係を変えるきっかけになれば幸いです。